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看護師4〜5年目で、病院以外へ転職してもいいのかな。
私も迷いながら、病院4年半で企業へ転職しました。
「病院を辞めたい。でも、看護師しかしたことがない私が企業で働けるのかな?」。私も、最初はそう思っていました。
転職を考え始めたのは看護師3年目頃。実際に病院を離れたのは、4年半働いたあとでした。「もっと経験を積むべきでは」と迷ったこと、求人との出会い、年収や働き方の変化まで、私自身の体験をお話しします。
現在は育休中です。以下の仕事内容・年収・職場環境は、私が勤務していた当時の体験です。
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看護師3年目頃から、働き方に疑問を感じ始めた
転職を考え始めたきっかけのひとつは、看護研究を時間外に進めることへの不満でした。勤務が終わってからも仕事に関わることをしなければならない。その状況に納得できず、少しやさぐれていたと思います(笑)。
周囲で辞めていく人が増えたことも大きかったです。自分も、この先の働き方を考えるようになりました。
一方で、仕事の中で新しく関心を持ったこともありました。糖尿病が進行し、切断に至った患者さんを続けて見た経験です。その経験から、病気が悪くなる前に関われる仕事にも興味を持ちました。
働き方への不満と、予防への関心。その両方が、病院以外の仕事を考えるきっかけになりました。
夜勤明けの太陽が、つらかった
患者さんと関わり、少しずつ元気になる姿を見る。病院の仕事にやりがいはありました。それでも、体力に自信のなかった私は、夜勤が続くと負担を感じていました。
夜勤明けに外へ出たときの、まぶしさ。今でもよく覚えています。結婚や出産、年齢を重ねることを考えると、この先も二交代勤務を続けられる自信がありませんでした。
一方で、リーダー業務やサマリーの記載など、デスクワークに近い仕事は好きでした。糖尿病や腎不全の患者さんへの教育を通じ、「病気になる前にできることはないかな」と、予防にも興味を持つように。
都会のオフィスで、私服を着てランチに行く会社員への憧れも、少しありました(笑)。看護師を辞めるのではなく、資格と経験を活かして働く場所を変えたい。そんな気持ちで企業の求人を探し始めました。
私が看護師を目指したきっかけ
小さい頃、喘息で病院に通っていたとき、優しく寄り添ってくれた看護師さんが印象に残っていました。高校時代には先生から資格職の働き方について聞き、「資格があれば、この先も仕事を続けやすそう」と感じたことも、看護師を目指すきっかけでした。
4〜5年目の転職。「もっと病院で経験を積むべき?」と迷った
企業への転職を考えても、すぐに決心できたわけではありません。3〜4年目の私は、何でも完璧に一人でできるという自信はありませんでした。「もう少し病院で経験を積んだ方がいいのでは」と、本当に迷いました。
それでも、看護師の資格と、それまで積んできた経験がありました。
そう考えられたことが、一歩踏み出す支えになりました。病院に戻れることが保証されていたわけではありません。私自身が、合わなければ働き方を考え直すつもりで挑戦した、ということです。
不安がなくなってから転職したのではなく、不安はありながらも一度挑戦してみようと決めました。実際に転職したのは、総合病院で4年半働いたあとです。
初めての企業は「保健指導」。求人との出会いはハローワーク
最初の転職では、複数の転職サイトに登録して求人を見ていました。でも、実際に入社につながった求人は、ハローワークで見つけました。
たまたま求人を見たときに気になる仕事があり、そこから入社につながりました。活動期間は約1か月。看護経験を振り返りながら面接を受け、企業で働くことになりました。
私の場合は、転職サイトだけで決まったわけではありません。複数の場所で探していた中で、ハローワークの求人と出会いました。
面接で聞かれたことを見る
- 志望理由と、これまでの看護経験
- どんな看護をしてきたか
- 通勤は可能か
- デスクワーク中心の仕事でも大丈夫か
私が受けた面接での質問です。選考内容は企業・求人によって異なります。
企業①で担当したのは、保健指導。電話・対面・ビデオ通話を通じて、健康になるためのアドバイスをする仕事でした。
病院での生活指導とは違う難しさもありましたが、「病気になる前にできることって、こんなにあるんだ」と感じました。
仕事内容や戸惑ったことは、保健指導へ転職して感じた変化と本音 →に詳しくまとめています。
病棟で見てきた経験が、保健指導の土台になった
企業で保健指導をするようになって、一番大きく役立ったと感じたのは、病気が進んだ先の生活を具体的に想像できたことです。
病院では、病気が重くなった方や、透析が必要になった方などと関わってきました。治療や日常生活にどのような負担が生じるのかを、病棟での経験から考えることができました。
もちろん、病気の経過は人によって違います。それでも、実際に見てきた経験は、予防に関わる仕事をするうえで私の大きな土台になっています。
それから、病棟勤務で身についた「気の強さ」も、どこへ行っても役立っていると感じます(笑)。仕事内容が変わっても、病院で働いた時間が無駄になったとは思いません。
結婚・引っ越しで、2社目へ
企業①で5年間働いたあと、結婚による引っ越しをきっかけに再び転職しました。活動期間は、今回も約1か月。病院での4年半に加え、企業での経験も評価してもらえたと感じています。
企業②の仕事は、電話で医薬品の問い合わせに対応すること。「薬の使い方を知りたい」「資料が欲しい」といった問い合わせに対応しています。同じ企業勤務でも、保健指導とは仕事内容がかなり違いました。
自宅から距離があったため、私の選考はすべて遠隔で進みました。
書類選考 → 筆記テスト → 面接① → 面接②
2社目で働き始めて2年。選考方法や転職にかかる期間は、あくまで私のケースです。
年収は下がり、その後上がった
最初の転職で年収は約50万円下がりました。その後、企業②では病院時代より約20万円高くなりました。
| 勤務先 | 私の年収 | 前の職場との差 |
|---|---|---|
| 総合病院 | 約550万円 | ― |
| 企業① | 約500万円 | 約50万円減 |
| 企業② | 約570万円 | 約70万円増 |
小さい画面では表を横にスクロールできます。数字は私自身の勤務当時の年収で、企業看護師の平均や、転職後の収入を保証するものではありません。
最初に収入が下がっても後悔しなかったのは、夜勤がなくなり、身体が楽になったから。企業①で積んだ経験が、次の転職につながったことも大きかったです。
収入の変化を詳しく知りたい方は、夜勤なしへ転職した私の年収の変化と、給与の比べ方も参考にしてください。
良かったこと・困ったこと
転職して良かったこと
- 夜勤がなくなり、身体が楽に。
デスクワーク中心になり、病棟時代の腰痛もなくなりました。仕事後も体力が残る感覚がありました。 - 自分に使える余裕ができた。
服を選んだり、髪や肌を気にしたりする時間が増えました。 - 会社員としての経験が増えた。
他社とのメール、電話対応、ビジネスマナーなど、新しく学ぶことがありました。
転職して困ったこと
- 仕事用の服にお金がかかる。
制服のある病院とは違い、毎日の服選びも必要になりました。 - 通勤が大変なことも。
仕事内容だけでなく、通勤時間や経路も確認しておきたいです。 - 患者さんと話す機会が減った。
病棟での、たわいもない会話が好きだったので、少し寂しく感じました。
急変に対応する病棟の緊張感から、企業では別の種類の責任やプレッシャーへ。私にとっては、身体だけでなく気持ちの面でも大きな変化でした。
人間関係は、企業①・②ともに大きな不満はありませんでした。企業①は深く関わりすぎない風土。企業②では同年代の人たちと楽しく働けました。私には、適度な距離感が合っていたのかもしれません。
仕事内容・夜勤の有無・人間関係は勤務先によって違います。「企業なら楽」と一括りにはできません。
子どもを持って、改めて感じたこと
育休中の今、子育てとの両立を考えると、「企業に転職していてよかった」と改めて感じています。
病院では、その日の患者さんの状態によって予定が変わることがありました。私の企業での仕事は、忙しい日や締切はあっても、少し先を見ながら業務を調整しやすいと感じています。
今は育休中なので、復職後の両立についてはこれからです。子どもの急な体調不良などに備え、どのように仕事を調整できるかを考えています。
私の職場についての感想です。会社・部署・業務によって対応は異なるため、子育てとの両立や急なお休みへの対応も、応募前に確認したいところです。
まずは、働く場所の選択肢を知る
病院で身につけた、話を聞く力、分かりやすく説明する力、医療の知識。私の場合は、企業でも別の形で役立ちました。
求人探しでは複数の転職サイトを利用し、マイナビ看護師も利用しました。最初の企業への入社は、ハローワークで見つけた求人がきっかけです。サイトによって求人が違い、募集のタイミングもあると感じたので、一つだけでなく比較していました。
ハローワークも併用し、自宅から求人を検索できるようにしていました。現在の求人は、ハローワークインターネットサービスでも確認できます。
すぐに退職を決めなくても大丈夫。看護師を辞める前に、働く場所を変える選択肢を知ってみる。私も最初は不安でしたが、その一歩が企業勤務7年につながりました。
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求人を探す選択肢として、MCナースネット・スーパーナース・ナースJJの3社を比較しています。私がこの3社を使って入社したという体験談ではなく、現在のサービスを調べてまとめた記事です。
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